キンタマーニ高原とは、バリ島北部にあるバトゥール山（1717m)とバトゥール湖を中心としたエリアで、バリ島内でも風光明媚な観光地として人気のある場所です。

バトゥール山は何度も噴火を起こした火山で、1804年から2000年の間に26回の噴火が記録されています。
このバトゥール山を中心に大きなカルデラが形成されており、バトゥール山の東側にはカルデラ湖であるバトゥール湖があります。
またカルデラ内には村があり、現在も多くの人が住んでいます。

バトゥール山を中心としたカルデラの外輪山の南側にはペネロカン通り(Jl.Raya Penelokan)が通り、キンタマーニ高原観光の中心となっております。
外輪山からカルデラ内に降りる道は整備されていますが、多くの観光客は外輪山からバトゥール山などを見物し、カルデラ内のバトゥール湖まで行く観光客はごくわずかです。
この外輪山の東端には、標高2153ｍのアバン山があります。

キンタマーニ高原観光と言えばかっては、ペネロカン通り沿いに並ぶビュッフェレストランで、ランチを食べながら風景を楽しむのが定番でした。
しかし、最近はこのレストランに代わりに美しい風景を眺めながらお茶ができるカフェの人気が高くなり、レストランはこぞってカフェに模様替えをしています。
キンタマーニ高原の南に広がるコーヒー農園で取れるバリ島名産のキンタマーニコーヒーをおしゃれなカフェで飲みながら雄大な景色をお楽しみください

このキンタマーニ高原は標高が約1500mと高く、また雲も出やすいため南国バリ島と言えども肌寒く感じることがあります。
キンタマーニ高原に出かける際は、長袖の羽織物を持っていくといいでしょう。
また、午後からは天気が崩れやすいので、出来たら午前中に行かれることをおススメします。