インドネシアの入国手続きオールインドネシア
観光ビザ(VOA)取得や電子税関申告、健康報告もこれだけでOK
2025年10月以降、バリ島入国のルールが大きく変わりました。現在、すべての旅行者は「All Indonesia(オールインドネシア)」というサイトを通じて、事前のオンライン申請が義務付けられています。
このサイトの最大のメリットは、入国に必要な「入国カード」「健康申告」「税関申告」、そして希望者は「観光ビザ(VOA)」までもが、一つの手続きでまとめて申請、取得できることです。
特にVOAについては、従来の複雑なサイトに比べて圧倒的にエラーが少なく、一般の旅行者に最も推奨される方法です。
「空港で手続きに時間を掛けたくない」「事前にすべて終わらせて安心したい」という方のための、All Indonesia(オールインドネシア)完全活用マニュアルをお届けします。
この記事を参考に、サクッと入国手続きを終わらせ、バリ島旅行をめいっぱい楽しみましょう。
<目次>
All Indonesiaとは?バリ島入国に必須の新システム
All Indonesiaサイトで申請が必要な理由
オールインドネシア(All Indonesia)とは、2025年10月より正式に始まった、インドネシア入国手続きシステムです。海外からインドネシア国内に入国するすべての旅行者はこのオールインドネシア手続きを行わなくてはいけません。
All Indonesiaはインドネシアの空港に到着してから自分のスマホを使い手続きをすることもできます。
ただしインドネシア到着の3日前から手続きをすることができますので、出発前に落ち着いてやっておくことをお勧めします。
これだけで入国に必要な手続きはすべて完了します
従来、海外からインドネシアに入国する場合、電子税関申告(eCD)、健康報告(SSHP)そして短期旅行者は観光ビザ(VOA・到着ビザ)の申請取得を各々のサイトで行っていました。
All Indonesia(オールインドネシア)はこれら手続きを一元化したシステムで、これだけでインドネシア入国に必要な手続きがすべて行うことができます。
この手続きは海外から入国する際に必要なもので、インドネシア国内を移動する場合には不要です。
【推奨】VOA(観光ビザ)もAll Indonesiaで取るべき理由
観光ビザVOAはAll Indonesiaで取得する以外にも従来利用されていたeVISAサイトでのオンライン取得や空港窓口での取得が可能です。しかし、All IndonesiaサイトでのVOA取得が圧倒的に簡単でおすすめです。
eVISAサイトとのちがい
従来、オンラインでVOAを取得していたeVISAサイトですが、こちらはビザエージェントや旅行会社向けのいわばプロ仕様で、VOAのほかにも長期滞在用のビザも申請するためのサイトです。
そのため、VOAの申請だけでもパスポートや顔写真の画像ファイルや帰りのチケットのPDFファイルのアップロードが必要で、さらに登録項目も多岐にわたり、一般の旅行者にはちょっとハードルが高いサイトでした。
しかし、All IndonesiaでのVOA取得はすでにAll Indonesiaで必要な情報を入力しているので、クレジットカードによる手数料の支払いのみ。パスポートや顔写真の画像ファイルや帰りのチケットのPDFファイルアップロードも不要と、とても簡単になっています。
空港窓口での取得との比較
バリ島やジャカルタなど到着した空港にはVOA取得窓口があり、こちらで取得することもできます。この場合は、窓口でパスポートと帰りのチケットを提示し、取得費用を現金(インドネシアルピア、米ドル、ユーロ、日本円での支払い可能)もしくはクレジットカードで支払います。
この方法が最も簡単なVOA取得方法ですが、特に夕方になると海外からの到着便が増え窓口が大変混雑し、順番待ちで30分以上かかったという例もあります。
スマホやパソコンでのオンライン手続きが不得手な方なら窓口で取得することもいいかと思いますが、場合によってはかなり待たされるというリスクもあります。
また窓口で取得したら入国審査の自動化ゲートが使えないという話も一部ネットで流れていますが、実際はVOA取得時に自身のメールアドレスを登録すれば、自動化ゲートは使用できますので、ご安心ください。
バリ島観光税はどうなるのか?
バリ島観光税はバリ州独自の取り組みですのでAll Indonesiaには含まれておりません。
バリ島に入島される外国人観光客は従来通りLOVE Baliサイトでオンライン決済をされるか、バリ島・デンパサール空港国際線ターミナル内の窓口で観光税支払いをします。
手続き手順
それでは、All Indonesiaでの手続き方法を紹介します。
今回紹介する手順は2026年5月現在のものです。予告なしに手続き手順が変更されることがありますので、ご了承ください。
All Indonesiaの手続きはインドネシアに入国する2日前(入国日を含めて3日前)からしかできません。
オールインドネシア・トップページ
以下のリンクをクリックしてAll Indonesiaサイトにアクセスします。
https://allindonesia.imigrasi.go.id/
VPNを通じてアクセスするとアクセスエラーになることがあります。その場合はVPNサーバーを変えるかVPNを切ってください。
スマホで手続きをされる場合は、専用アプリのご利用が便利です。アプリのダウンロードは以下のリンクからできます。(無料)
Apple Storeからダウンロード
Google Playからダウンロード
本サイトではパソコンでの手続き方法を紹介しておりますが、スマホアプリでも手続き方法、手順は変わりません。

ページ右上部の言語タブ(Language)をクリックすると表示言語を変えることができます。日本語での表示にするのが良いでしょう。
ただし日本語表示にしても、氏名など各入力は半角英語にて行ってください。全角だとエラーになったり正しく手続きができないことがあります。
手続きを開始するには「外国人訪問者」をクリックします。
個人情報の入力
個人情報入力画面が開きますので、以下手順に沿って必要事項を入力します。
なお、All Indonesiaではご家族など複数の方の手続きをまとめて行うことができます。
ただし同じ飛行機で入国することが条件。別日での入国や違う飛行機で渡航される場合は個々に手続きが必要になります。

まず一人目の個人情報を入力します。
「Scan MRZ」のボタンを押すとカメラが起動しパスポートのデータ面から氏名やパスポート番号などを読み取り、自動で入力する便利機能が作動します。
以下の項目を入力していきます。
「Scan MRZ」機能を使った場合、各項目が自動で入力されますが、間違いがないか確認してください。

- 「旅券/国名/地域」にはパスポートの発行国を選択します。
- 氏名はパスポート通りに名字・名前の順でローマ字で入力してください。
- 生年月日は日/月/年の順番に入力です。
- 出生地の国名はパスポートに記載されている本籍地の国名を選択してください。
- 性別は、パスポートに記載されている性別を選択。
- 旅券番号はパスポートナンバーを間違いないように入力してください。
- 旅券の有効期限はパスポートの有効期限です
パスポート番号など間違いないように注意してください。
パスポートの有効期限が6か月以上残っていないとインドネシアに入国ができません。もし、入国時に有効期限が6か月を切っているかたは、大至急パスポートを更新してください。現在パスポートの更新、発行には1か月以上かかりますので、早めに確認してください。

携帯電話番号とメールアドレスを入力します。
携帯電話の国番号は日本の場合「+81」になります。
メールアドレスは間違いのないようにしっかり確認してください。キャリアメール(携帯メール)やAppleメール(icloud)はメールが届かないことがあるので、G-MailやYahoo-mailをお勧めします。
複数の旅行者をまとめて登録する場合は「⊕旅行者を追加します」のボタンをクリックして、2人目以降の旅行者データーを入力します。
2人目以降の旅行者の携帯電話番号やメールアドレスは一人目の方と同じでも構いません。
すべて入力したら「次へ」をクリックします。
旅行の詳細入力
次に旅行情報を入力します。
複数の旅行者をまとめて申請する場合は、一人ずつ入力していきます。ただしインドネシア入国日と出国日はリーダー(一人目の申請者)のみの入力となります。

「インドネシアへの入国予定日」は本日を含めて3日、つまり明後日までしか入力できません。それ以降の入国日になる場合は、申請ができる日にち迄お待ちください。
インドネシアからの出国予定日ですが、長期滞在や在住者の方は適当な日にちを入れておいてください。

「ビザや一時滞在許可証を所有していますか」は事前にビザを取得していなければ「いいえ」を選択してください。
「いいえ」を選択すると「You can apply for a visa on arrival after you have completed the arrival card」という表示が出ます。「この手続きが終わり到着カードを入手した後、VOA申請ができます」という意味ですので、そのまま「次へ」ボタン(複数人申請の場合は「保存」ボタン)をクリックしてください。

「ビザや一時滞在許可証を所有していますか」で「はい」を選択すると「ビザや一時滞在許可証の番号」という項目が開きますので、ビザナンバーやITAS/ITAP番号を入力し「次へ」ボタン(複数人申請の場合は「保存」ボタン)をクリックします。
交通手段と滞在場所の入力

交通手段(渡航方法)と旅行中の滞在場所を入力します。
交通手段は「空路(飛行機利用)」か「海路(船利用)」のどちらかを選択します。
「旅行の目的」は「休暇/観光/レジャー」を選択してください。

交通手段で「空路」を選択すると以下の項目が開きます。
- 入国する空港はバリ島なら「デンパサール空港」ジャカルタなら「スカルノハッタ空港」を選択
- 入国する航空機の種類は「定期便」を選択
- 入国する航空便の航空会社は、飛行機の航空会社を探して選択してください。似た名前の航空会社があるので気を付けてください。
- 入国する航空便の便名ですが、頭の2文字(2レター)は自動で入力されますので3桁もしくは4桁の航空便番号を入力してください。

「インドネシアでの滞在地」を」入力します。
滞在地の種類は「ホテル」を選択してください。
ホテルを選択したら「ホテル名」から宿泊するホテルの名前を探して選択します。複数のホテルに泊まる場合は、最初に宿泊するホテルを選んでください。
「地域を管轄する入出国局オフィス」はホテル名を入力したら自動的に選択されます。

ホテル名が見つからない場合は「その他」を選択しホテル名を入力します。
「ホテルの市」にはホテル住所の県名(Kabpaten)を選択します。
クタ、スミニャック、ジンバラン、ヌサドゥア、チャングーは「KAB.BADUNG」、サヌールは「KOTA DENPASAR」、ウブドは「KAB.GIANYAR」になります。
すべて入力したら「次へ」をクリックします。
各種申告を入力
健康状態と検疫、税関申告を行います。

健康状態に関する申告を行います。
「あなたは以下の症状がありますか?」で症状がある場合は「はい」をない場合は「いいえ」を選択します。
次の行為目では、出発国、乗り継ぎ国を含めインドネシアに入国する前21日間に滞在した国を選択します。乗り継ぎ国は入国しなくても乗り継ぎのために立ち寄った国すべてを選択してください。

動物、魚類、植物及びそれらの加工品を持っている場合は「はい」を選択してください。生のものはもちろん、ビーフジャーキーや干物、漬物も対象となります。

税関申告をします。税関の規則は「このボタンを押して情報ページを開いてください。」のボタンをクリックすると詳細説明が開きます。
「持ち込み手荷物の個数」は申告しているすべての方の荷物の総数になります。スーツケースもハンドバックやポーチもカウントします。
税関申告が必要な方は「あなたは、税関に申告しなければいけない物品を持ち込んでいますか」を「はい」を選択してください。
ほとんどの方は「いいえ」になるかとは思いますが、日本円をRp100.000.000(約90万円)/一人以上持ち込む場合は申告が必要ですのでご注意ください。

「はい」をクリックすると申告する物品の詳細入力となります。「⊕物品の追加」ボタンをクリックしてください。

物品詳細入力窓が開くので以下項目を入力します。
- 物品の内容を英語で入力します。現金の場合は"money"で結構です。
- 金額とある欄は数量を入力します。現金の場合は金額を入力します。
- 通貨の種類は日本円でしたら"JPY"と入力
- 価格は現金の場合は金額を入力します。
すべて入力したら「保存」をクリックします。

この部分はIMEI登録になりますが、短期観光旅行者は該当しませんので「いいえ」を選択してください
すべて入力したらチェックボックスをクリックしてチェックを入れたら「発信します」をクリック。

スパム防止のためにキャプチャー入力をします。画面に表示された4桁の数字を入力し「確認」をクリックしてください。
これでAll Indonesiaの申請は終了しました。問題が無ければ、すぐにQRコードが表示されます。
到着QRコードの発行と保存

到着QRコード(到着カード)が表示されますので「到着カードのダウンロード」をクリックしてQRコードを保存してください。どこに保存されたかわからなくなる方が多いので、念のためにスクリーンショット(スクショ)も取っておくといいでしょう。
このQRコードは1グループに1枚しか出ません。リーダー以外の方はQRコードは必要ありませんので、リーダーだけ保存しておいてください。
また、このQRコードはインドネシア入国時に必要となりますので、スマホなどに保存し、入国時に税関窓口に提示してください。スマホ保存がでできない方はプリントアウトしてお持ちいただいてもかまいません。

登録したeメールアドレス宛に入国管理局よりメールが届きます。そのメールにも到着QRコードがありますので、念のためこのメールも保存しておいてください。
到着QRコードの再確認
到着QRコードの保存を失敗した、もしくは保存した場所がわからなくなったという場合は、以下の方法で再度到着QRコード画面を表示することができます。

All Indonesiaサイトのトップ画面にアクセスし、「到着カードの検索」というメニューをクリックしてください。

個人情報入力画面が開きますので「パスポート発行国」「生年月日」「パスポート番号」「パスポートの有効期限」を入力し「検索します」をクリックします。

スパム防止のためのキャプチャ画面が開きますので表示された4桁の数字を入力し「確認」をクリック。

到着QRコードの画面が表示されますので、ダウンロードもしくはスクショしてください。
VOAの申請取得方法
All Indonesiaの手続きができたら、VOAの申請取得ができます。

到着QRコード表示画面に「到着ビザ(VOA)の申請」というボタンをクリックします。

メールアドレス確認の画面が開きます。このアドレス宛にVOAが届きますので、間違いがないか確認し、「申請」をクリックします。

ビザ発給手数料支払い画面になりますので、クレジットカード番号などを入力し「Continue」をクリックします。これでVOAの申請は終了です。

VOAの申請ができますと、到着QRコード画面の「到着ビザ(VOA)の申請」ボタンが「e-VOAをダウンロード」に変わっていますので、ここをクリックしてVOAをダウンロードします。
ダウンロードしたVOAは入国審査などで提示することはありませんが、念のためにスマホなどに保存し、要求されたらすぐに提示できるようにしてください。(日本の空港のチェックインカウンターで提示を求められたという例があります)
空港でやるべきこと
飛行機がバリ島やジャカルタの空港に到着してからの手続きをフロー図を基に紹介していきます。

飛行機到着・降機
飛行機を降りたら"Imigrasion"の看板に沿って歩いていきます。
VOAを取得している方は入国審査へ、まだ取得していない方はVOA取得窓口へ向かいます。
窓口でVOA取得
パスポートを出してVOAを取得します。日本円、米ドル、クレジットカード(VISA,Master,JCB)が使えます。
ここでメールアドレスを登録します。グループでおいでの方は代表者1名のメールアドレスで大丈夫です。
入国審査
有人の審査窓口か自動化ゲート(オートゲート)で入国審査を受けます。
14歳以下のお子様は自動化ゲートは使えませんので、有人の審査窓口で入国審査を受けてください。
預け荷物受け取り
ターンテーブルから預け荷物を受け取ります。
税関検査
税関検査窓口の係員にAll Indonesiaで発行された到着QRコードを提示します。グループで申請された方はリーダーがQRコードを提示しその他の方はリーダーと一緒に税関検査を通過してください。
税関申告のある方は税関事務所で申告手続きをします。
荷物のX線検査を受けます
観光税支払い
Love Baliサイト観光税を支払っていない方は観光税窓口で観光税を支払います。
ホテルへ
お疲れさまでした。ホテルに向かってゆっくりお休みください。
よくある質問
- All Indonesiaは必ずやらなくてはいけませんか?
- はい、海外からインドネシアに入国する旅行者は必ず手続きをしてください。ITAS、ITAP保有者、インドネシア国民も全員手続きをしてください。
- 名前やパスポートナンバーを間違えてしまった
- 修正はできませんので、最初からやり直してください。
- 発行されたVOAを見たら名前やパスポート番号などが間違っていました
- 一度発行されたVOAは修正はできません。この間違いがあるVOAで入国できるかどうかは、入国審査官が決定しますので、このまま入国審査に進んでください。審査官が問題なしと判断すれば入国できます。審査官が問題ありと判断した場合は審査官から指示があるので、それに従ってください。
- VOAもAll Indoneshiaで申請できますか?
- はい、VOAもAll Indonesiaで取得できます。従来のeVISAサイトより簡単でトラブルも少ないので、こちらでの取得をお勧めします。
- VOAはもう空港では取得できなくなるのですか?
- いいえ、空港のVOA窓口でも取得ができます。
- 家族でなくてもまとめて申請できますか?
- できますが、必ず同じ飛行機で到着、帰国することが条件です。
- まとめて申請した場合個々にQRコードは出ますか?
- グループ申請をした場合QRコードは代表者(リーダー)に1つだけしか出ません。ですので、税関検査窓口にはグループ全員でまとまって行ってください。
- 「到着ビザ(VOA)を申請する」ボタンを押しても先に進みません。
- 申請した方の過去の入出国データーに何らかのトラブルがあり、VOAの発給が停止されています。All IndonesiaやeVISAサイトではVOA申請はできないので、到着した空港のVOA窓口で取得してください。
- VOA申請でクレジットカードエラーが出ます
- クレジットカード会社のセキュリティの問題ですので、カード会社にご相談いただくか、別のカードでお試しください。
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